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  • ビジネスシーンから、エンターテイメントまで、これからのVR(仮想現実)の未来を考えます。VRデバイスもご紹介します。

ビジネスシーンから、エンターテイメントまで、これからのVR(仮想現実)の未来を考えます。VRデバイスもご紹介します。

更新日:2020年04月03日

VRはこれからどのような進化をとげるのか?

仮想現実(VR)は、これからのとても重要なデバイスになることが考えられます。どのような進化をとげるのか?考えてみたいと思います。「VR」は、これから様々なところで活躍するデバイスです。パソコンとマウスキーボードといったデバイスから、スマホに変わり、今後はビジネスの世界でもVRの導入が検討されると考えられます。働き方改革でテレワークが推奨されています。これは、出社をせずに仕事ができるので、ワークライフバランスや、ライフスタイルの変化に柔軟に対応できるためです。出社をしない働き方の場合、デメリットは例えば、打ち合わせをする際に、ダイレクトなコミュニケーション感が低くなってしまうことなどがあげられます。そのような場合でも、「VR」を活用すれば、ひとつの空間で打ち合わせをしている感じが得られるため、効率的な仕事ができるというメリットがあります。そうすると、仕事における移動の必要がなくなるので、移動の革命が起こると考えられます。ビジネス分野と共に、エンターテインメント分野も「VR」が推進していく分野だと思います。コンテンツは、実在感や雰囲気を感じられるコンテンツが伸びていくのではないかと思います。体験型のコンテンツなどは、それらを活用するのに向いているコンテンツになると考えます。ネットワーク上で複数の人がコミュニケーションをとれるVRサービスも発明されています。これは研修などに利用することもできます。ソーシャルネットワークに応用すると、「Second Life」の進化版のようなSNS体験もできるようになると考えられます。

<学術的なVRコンテンツの定義>
■「実時間のインタラクション」:リアルタイムに、コンテンツ内の世界に影響を与えられる。
■「等身大の三次元空間」:自分の見ている世界と同じスケールの世界が、あるように感じられる。
■「自己投射性」:そのコンテンツ内に、自分自身が入っているように感じられる。

「VR」は、実店舗に赴いてハイエンドな「VR機器」を使って「VR」体験をするものと、スマホを使った家庭向けのものの2つが主流です。ハイエンド環境での良質なコンテンツに比べると、スマホベースのものはマシンスペックの関係で酔いやすかったり、コントローラーがない関係でできることが限定されたりします。「VR機器」で動画を見れば、テレビがなくても80インチ位の大型テレビで、映像を見ているような感覚になります。インターネットを利用したVRエンターテイメントも、定額で様々コンテンツが提供されて、VRコンテンツも充実していくことが考えられます。市場全体で、1800億ドルまでの成長が「VR/AR」で見込まれています。現状、トラッキングは、室内の離れた場所にセンサーを置いて認識していることも多いですが、トラッキングの方法が更に高度になり、自分の頭の位置やヘッドマウントディスプレイの位置を判断して、自分の体の動きに合わせて、状況を変化させていくことができようになります。「インサイドアウトのトラッキング」ができると、とてもコンパクトなデバイスになります。また、ヘッドマウントディスプレイ自体は、モニターという位置付けで使われていることが多いようです。処理を行うのはパソコンという形をとっていますが、それがスマホになり、ヘッドマウントディスプレイ自体が処理を行う形になっていくものと考えられます。近い将来、「AR」と「VR」が融合していって、「MR(Mixed Reality)」という形が進んでいくと考えられています。ヘッドマウントディスプレイをつけた状態で、現実世界に起こることと、仮想現実とを組み合わせて体験するというものです。この技術が確立すると、医療における手術もVR(MR)を介して行うことができるようになっていきます。その他にも、運動不足を解消するコンテンツや、セラピーを行うことも考えられます。建築といった出来てみなと体験できなかったものも、事前に確認することができるようになります。人が考えつくイマジネーションの「現実」と「バーチャル」の境なく行えるようになります。昔、想像したような夢の世界を体験できる可能性があります。価格に関しても、高額な「VR機器」でないとハイエンドな体験ができない状況ですが、「Windows Mixed Reality」というマイクロソフトのシステムでは、価格設定がヘッドマウントディスプレイが300ドル位が想定されていて、パソコン本体が大体500ドル位と考えられるので、合わせて1000ドル以下でハイエンドな「MR体験」ができるように予定しているようです。「VR」のテクノロジーは「視覚」と「聴覚」をカバーするテクノロジーですが、人間には五感と言われるように「視覚」「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」があります。「触覚」「味覚」「嗅覚」についても、テクノロジーが進化しています。HaptXという会社が「HaptX Gloves」という、グローブ型コントローラーを開発しました。130個のマイクロ流体アクチュエータが皮膚を押すことにより、質感や硬さと言った触覚を再現します。「味覚」や「嗅覚」に関しては、そこに電気信号を当てることによって再現する方法の開発が、進められています。匂い発生する装置によって、「嗅覚」を刺激する方法も開発されていますが、電気信号であればデバイスに素材の充填が必要なく、すぐに体験ができます。「視覚」の部分も、更なる進化が考えられています。リアリティ感を増すために、ディスプレイを8Kという高解像度にして、視野角200度の「VR」が開発されています。人間の感覚には優先順位があり、「視覚」を優先するようにできています。そのためこのような高解像度のディスプレイがあることによって、人間は感覚的にものを食べる映像が流れると、本当にそのものを食べているという風に錯覚しやすくなります。この効果を「クロスモーダル効果」と言います。「脳波」や「視線」など、ノンバーバル・データとの連携することも研究されていて、技術が確立すれば、バーチャル上での前進や後退といった動作などが、テレパシーのように思うだけで再現できるようになると考えられます。